そろそろ一ヶ月たったので何か書かなきゃ、と、ブログを久しぶりに開いてみる。
ただ、自作倉庫の場合はできた作品をそのまま貼り付けるだけでとくに芸がない記事に感じてしまいます。
投稿するレベルではない×多くの人に解いてもらってもがっかりしない、というラインを探るのは難しいのですが、
偶然できたこの作品くらいならよかろう、と。
昨日会った友人からは投稿していいんじゃないか、と言われましたが、やっぱり原理図にすぎないもの。
おまけに桂も売り切れのために頑張って使っているようなものなので、投稿レベルじゃないのかな、
と考えてここに出すことにしました。15手詰です。
解答は図面の下に白字で記しておきます。自力で解かなくとも、コメント下さるとうれしいです。

【作意手順と解説】は、下をドラッグすると現れます。
21飛生、22歩合、同飛成、23歩合、同角成、25玉、14馬、同玉、15歩、同玉、16歩、14玉、36角、同銀、26桂まで15手詰。
初手21飛成は23歩合で逃れ。2手目23歩合は同飛生以下早い。22歩合に同飛生は14玉で11香車が取れずに逃れ。
ということで、11の香を狙いながら攻めなければいけないので22には龍が必要、という意味付けです。
一番シンプルな打診合いの原理図から見ると新しいけれど、手順を見ただけではあまり新しくないかも。
打診中合というと、成れない位置(4段目)に打診するのが普通(例えば伊藤果先生作「王様殺人事件」に出てくる作品など)ですが、
本作では成が可能な位置なのに打診合になっているところが主張です。
これを使って三段中合は可能だろうか…と考えていたところに
若島先生がまさにピッタリな原理図を最近作った、と言って見せて下さったのには驚きましたが。
ではでは。